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金福源商事のよもやま話~“リサイクル”~

皆さんこんにちは

金福源商事株式会社の更新担当の中西です。

さて今回は

未来をつくるリサイクル ― 捨てない社会への第一歩 🌏♻️

リサイクルが求められる理由

現代社会では、大量生産・大量消費の生活が当たり前になっています。便利な生活の裏で、毎日のように膨大なゴミが発生しています。家庭から出る可燃ゴミやプラスチック、企業から出る産業廃棄物まで、その種類は実に多様です。

しかし、これらをただ「捨てる」だけでは資源が失われ、環境にも大きな負担を与えてしまいます。💦
特にプラスチックや金属、ガラスなどは自然界で分解されにくく、地球環境に長く影響を残してしまうのです。

そこで注目されるのが 「リサイクル」。不要になったものを「ゴミ」ではなく「資源」として循環させる仕組みです。🌱


リサイクルの具体的な流れ 🔄

リサイクルの工程は、ただ回収して処理するだけではありません。実は多くのステップを踏んでいます。

  1. 回収・分別 🗑️
    家庭や企業から出た不用品を回収。種類ごとに仕分けを行います。ここでの分別がリサイクルの質を大きく左右します。

  2. 選別・解体 🔧
    回収したものを細かく分類。例えば家電なら、プラスチック・鉄・銅・基板などのパーツごとに分解します。

  3. 再資源化 🏭
    細かく仕分けされた資源は粉砕・溶解などの工程を経て、新しい原料へと生まれ変わります。

  4. 再利用
    再生された資源は、新しい製品や部材に活用されます。アルミ缶が再びアルミ缶として戻ってくる例は有名ですね。


リサイクルのメリット 🌟

  • 環境保護:廃棄物を減らし、地球環境への負担を軽減できます。🌳

  • 資源の有効活用:限りある資源を繰り返し利用することで、持続可能な社会を実現。

  • コスト削減:原材料の確保が容易になり、製造コストの低減につながります。💰

実は、私たちが普段行っている「分別ゴミ」も、この循環の大切な第一歩。小さな行動が大きな未来を支えているのです。


まとめ 📌

リサイクルは「環境のために良いこと」だけでなく、社会や経済全体を支える仕組みでもあります。私たちの会社は、回収から再資源化まで責任を持って取り組み、「捨てない社会」を目指しています。♻️

日常の中で「これはゴミ?それとも資源?」と考えることが、持続可能な未来をつくる第一歩です。🌏✨

 

金福源商事のよもやま話~“集め方が9割”~

皆さんこんにちは

金福源商事株式会社の更新担当の中西です。

 

さて今回は

~“集め方が9割”~

 

リサイクルの利益は調達と販売の“間”で生まれます。良い資源を安定調達し、相場に耐える価格設計で、透明なトレーサビリティを示す。この記事は法人・自治体・地域の巻き込み方/回収スキーム/DX/相場連動契約/CO₂削減の見える化までを一気にまとめます。🚀


1|調達チャネルを“3階建て”にする 🏗️

  1. ベース:企業定期回収(オフィス紙・段ボール・金属スクラップ・廃プラ)

  2. ミドル小型家電・ボトルtoボトルなど高付加カテゴリ

  3. プレミアム製造端材の長期契約自治体委託(拠点回収)産廃一括管理
    契約前監査(現地・写真・品質試験)をセットにして原料の安定度を見極める。🔍


2|“回収スキーム”の設計図 🗺️

  • 容器(専用コンテナ/フレコン)ラベル(品目・NG品)QRで回収依頼

  • 回収密度の最適化同一エリアで曜日固定車両の満載率をKPI化。

  • 小ロットはサテライト集積ハブで混載→自拠点で精選

  • 回収先教育分別カード30秒動画掲示ポスター現場の迷いゼロ。🎥


3|営業テンプレ(コピペOK)📝

ご提案の骨子
① 現状把握:排出量・品目・異物率・回収頻度
② 改善案:容器配置・分別ルール・回収ルート・教育ツール
③ 価格式:相場連動(指標)+品質プレミアム/含水・異物ペナルティ
④ トレーサビリティ:ロット写真・重量・出荷先カテゴリを月次レポート
⑤ ESG:CO₂削減見積(素材別排出係数)と社内広報素材をご提供


4|価格と在庫——“相場に耐える”仕組み 💴📉

  • 相場連動契約(月次/四半期)+**上限下限(コラ―)**で予見性UP。

  • 品質連動純度↑=プレミア異物↑=控除。ルールは1枚表で合意。

  • 在庫回転日数相場見通し上限・下限を定義(抱えすぎ=価値劣化)。


5|DX・見える化:信頼は“数字と写真”で作る 📱🖼️

  • 受入〜出荷各ロット写真重量・純度・含水自動レポート

  • QR発注→回収→電子マニ→請求を一気通貫。

  • 車両GPS×積載重量(IoT計量)で回収効率を毎週改善。

  • ダッシュボード:回収密度・歩留まり・クレーム率・CO₂削減量を顧客別に表示。📊


6|地域循環と広報(“資源は地産地消”)🏘️

  • 学校・商店街・企業の合同回収デーを開催(電池・スプレー缶の分け方をセットで教育)。

  • アップサイクル企画:端材で**ノベルティ(定規・コースター)**を製作→参加証に。🎁

  • 社内報・SNSキット分別のコツ成果(重量・CO₂)を月次テンプレで提供。📣


7|CO₂削減の“見える化” 🌿

  • 素材別排出係数から再資源化による差分を試算(例:アルミ再生は一次精錬比△CO₂)。

  • 顧客への月次レポートには削減量・相当本数の樹木など直感的指標も併記。

算定方法は案件により異なります。前提条件を明記して透明性を担保。🧾


8|クレーム“未然防止”&対応 🛡️

  • 未然回収先教育(動画/カード)+受入時写真品質判定の即時共有

  • 一次対応:24h以内に連絡→写真・重量・ロット提示→再選別/差替/返金の選択肢。

  • 原因分類:分別/輸送/保管/選別のどこか——再発防止を双方で文書化


9|KPIダッシュボード(週次)📈

  • 回収密度(t/便)・満載率

  • 純度・異物率・含水率(顧客別)

  • 歩留まり・粗利/トン

  • クレーム率・リードタイム

  • CO₂削減量
    1指標=1アクションを翌週に必ず反映。


10|提案・運用チェックリスト ✅

  • ☐ 現地調査(排出場所・容器・動線・屋根)

  • ☐ 分別カード・ポスター・30秒動画の配布

  • ☐ 回収ルート・曜日・車両サイズの確定

  • ☐ 価格式(相場+品質)と検収ルールの合意

  • ☐ ロット写真・重量・純度レポートの提供方法

  • ☐ CO₂試算の前提と表示方法

  • ☐ クレームフロー(24h/72h対応)文書化


まとめ
調達(教育×容器×ルート)×価格(相場連動×品質)×見える化(写真×数字×CO₂)。この三点で、“集める→磨く→売る”の循環は強く・長く回ります。まずは分別カードと30秒動画から配り、相場連動のひな形を提案に添えましょう。♻️🤝✨

 

金福源商事のよもやま話~“燃えない現場・売れる原料”~

皆さんこんにちは

金福源商事株式会社の更新担当の中西です。

 

さて今回は

~“燃えない現場・売れる原料”~

 

リサイクル事業の肝は、「燃えない現場」×「売れる原料」。そのために、受入検査→前処理→選別→圧縮/破砕→出荷安全と法令で貫くことがすべてです。本稿は受入基準づくり/火災・労災ゼロ運用/選別ラインの最適化/品質・歩留まりKPI/マニフェスト対応を現場で使える“型”に落とし込みました。


1|受入で勝負は7割決まる ⚖️

  • 計量・目視・写真記録を標準化(入庫時の証跡)。

  • 受入基準書:品目・許可範囲・不適物(リチウム電池、スプレー缶、注射針等)・含水率・異物率の上限を明記。

  • ランク分け(A/B/C)で価格と処理ルートを即決できるように。

  • 電子マニフェスト(JWNET 等)の照合→差戻し基準をフロー化。

受入拒否は悪ではなく現場を守る最大の善。断る勇気を標準に。


2|前処理・選別の“鉄板コンボ”

  • 粗選別(手選)→磁選(鉄)→渦電流(非鉄)→風力/比重→光学選別の多段構成。

  • プラ資源PP/PE/PS/PET4大群を最優先で分けると歩留まりが安定。

  • 段ボール/雑誌/ミックス含水管理(雨濡れ=価値ダウン)。

  • 金属銅・アルミ・ステンの純度KPIを掲示し、汚れ/付着物の除去ルールを明確化。

  • 破砕は“最小限”:過破砕は分級効率↓&粉じん↑。目的は分けるために壊すだけ。


3|“燃えない現場”の仕組み

  • リチウム電池の混入防止:受入口でポスター/声かけ赤外/サーマル監視予備消火材(砂・消火バケツ)

  • 火点検知→初動→通報→退避30秒手順全員暗唱

  • 粉じん対策:ミスト・集じん機・帯電防止。粉じん爆発を想定し着火源の遮断

  • 重機×人の分離動線、逆走は禁止。見える化ベスト退避帯を徹底。

  • 熱中症/寒冷:WBGT計・休憩・スポドリ・防寒具を班長裁量で即時導入


4|品質・歩留まり・KPI

  • 原料純度(%)/異物率(%)/含水率(%)を週報で可視化。

  • 歩留まり=出荷重量÷受入重量単価×歩留まり=粗利の源泉

  • 選別ライン稼働率・停止理由(詰まり/満杯/故障)をロギングし10分単位で潰す。

  • 出荷先クレーム率0.5%以下を目標に**原因別(汚れ/混入/水分)**で是正。


5|法令・許可・記録の基本(要点だけ)

  • 許可区分:収集運搬/中間処理(圧縮・破砕・選別 等)。表示事項を車両・施設に掲示。

  • マニフェスト発行・受領・返送期限保管期間を台帳管理。電子化でヒューマンエラー低減。

  • 保管上限量・保管形態(覆い・区画)遵守。

  • 騒音・振動・臭気定点測定近隣対応ログ

制度は随時改正されます。所管自治体・最新法令の確認を前提に。⚠️


6|現場に貼る“2枚の紙”

  1. 受入NG一覧:電池・スプレー・ガスボンベ・医療廃・汚泥・油含有物 など。

  2. 初動対応フロー:①異常発熱/煙→②ライン停止→③砂/消火器→④119/退避→⑤関係部署連絡→⑥記録。


7|出荷・物流・価格の基本

  • 圧縮・結束の規格(サイズ・帯鉄本数)を顧客仕様書と一致。

  • 含水率は価値:雨天の搬出はブルーシート+屋根下一時保管濡れゼロ

  • 価格式相場(指標)−精選コスト+純度/歩留まりプレミアム。月次で合意文書化。


8|日次チェックリスト ✅

  • ☐ 受入写真・ランク・不適物の有無

  • ☐ マニフェスト番号照合(電子/紙)

  • ☐ 火気・電池・スプレー混入ゼロの確認

  • ☐ 集じん・ミストの稼働ログ

  • ☐ ライン稼働率/停止理由メモ

  • ☐ 出荷ロットの純度・含水・結束確認

  • ☐ 近隣対応・騒音/臭気ログ


まとめ
受入で決め、選別で磨き、安全で守り、記録で再現する。 この順序さえぶれなければ、現場は静かに強くなります。まずは受入基準書とNG一覧の刷新から。今日の午後、壁に貼りましょう。

 

ブログ更新をはじめました。

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今後ともよろしくお願いいたします。